赤ちゃんの脳の特徴
3歳で約80%が完成
赤ちゃんの脳はとても柔らかく繊細な器官。
自己増殖を続けながら急激に変化しています。
生まれたばかりの赤ちゃんの脳は約400グラム。
生後6ヶ月で約2倍。
3歳で8割が完成し、5歳くらいには成人とほぼ同じにまで成長します。
初期の脳は大人の約4分の1の大きさですが脳内の構造は大人さながらに出来上がっているそうです。
そこに足りない大切な部分。
それが神経細胞(ニューロン)同士を繋ぐ接合部のシナプスです。
できたばかりのニューロンの神経組織は、1本1本がまだ鞘で被われておらず、相互に影響しあいながら成長していきます。宙に浮いた状態でまだ繋がっていない細胞同士をくっつけてくれるのがシナプス。爆発的に増加するニューロンがシナプスによって結合し、ネットワークを作っていきます。
シナプスは刺激を繰り返すことで脳内にでき、太くなっていきます。
この繋がりが強くなると、脳内の情報伝達もスムーズになっていくのです。
脳へ刺激を与えるために特別な事をする必要はありませんが、様々な能力獲得のため感受性が増した赤ちゃんの成長に合わせたより良い刺激や遊びを用意してあげることは大切です。
すべての経験が刺激となり、脳の発達へと繋がっていきます♡
赤ちゃんとの心の触れ合いを大切にしながら沢山遊んで、沢山話しかけてあげましょう。
『ためになる内容を教えよう』という気持ちより、子供の視線や表情を見つめて、何に喜んでいるのか。一つ一つの発声や行動に答えてあげながら見守ることが大切です👶
親に感じる『安心』は、自己と他者を信頼で繋ぐ豊かで安定した心を育んでいきます✾
月齢別の発達の目安や遊びについてはまた、次回ご紹介致します*